会わないことが、会いたい人を守る
■□『コラム第19回目』■□
▶︎この記事の執筆者:たくぼく(@takuboku1018)
【会わないことが、会いたい人を守る】
良い言葉だなぁ、と思うので拡散します。
どうか、これを読んで1人でも多くの人が、家の玄関を出る前にこの言葉を思い出しますように。
コロナ、早く治りますように。https://t.co/bjeylgtQos
— たくぼく@象使い🇹🇭🐘 (@takuboku1018) March 30, 2020
連日のコロナ騒動の中、SNSである文面を見つけた。
「会わないことが、会いたい人を守る」
すごくキャッチーな言葉だ。
優しい言葉だと思った。
良い言葉に出会えるのが良い人生だ



僕は今タイに住んでいるわけだが、さすが現代とも言うべきか、遠く4,600km離れたこの地にいても、日本の情報はタイムリーに海を渡ってくる。
この週末は東京でも、外出自粛要請が出たらしい。
家族のことが不安で実家に帰省したいけど我慢した人。恋人に会いたくてうずうずしているけれど、LINE電話で済ませた人。いつもの友達と飲みに行くのを我慢した人。
様々な思いが交差する中、家にいることを選んだあなたのその決断は、素敵だ。
僕は、言葉にはパワーがあると思っている。



これは何度かブログに書いているのだが、「良い人生とは何か」と聞かれたら、迷わず「良い言葉に出会える人生だ」と答える。
「良い言葉」、なんて何とも抽象的で曖昧な表現であるが、「良い言葉」は「良い言葉」なのである。直感的に「良い」と思ったら、それは「良い」のだ。
冒頭にあげたキャッチコピーはまさに、僕にとっての「良い言葉」だ。
主観的だけど、悪くない。
1,000曲をポケットに



話はそれるが、キャッチコピーといえば、企業の宣伝文句に使われたりもする。
「職場でも家庭でもない第3の場所」という有名なフレーズは、あのスターバックスの宣伝文句だ。
“コーヒーではなく、空間を売る” というスターバックスのマーケティングは、経営学の基礎としても広く学ばれている。
他にも色々。
🔘1000曲をポケットに【iPod – Apple】
🔘ワンクリックで世界の情報へアクセス可能にする【Google】
とてもキャッチーだ。印象的だし、覚えやすい。
スティーブ・ジョブズは、iPhoneをこの世に送り出した時、こう言ったそうだ。
「今日、アップルは電話を再発明する」
よくもまあそんな言葉を思いつくものだ。
興味がある人は、「THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術
ハーバード大学の必読図書トップ10に選出された本らしいんだけど、言葉の選び方や伝え方について研究された本で、結構面白い。
家にいるだけで、世界は救える



話を戻そう。
コロナ関連で、もう一つ、優しい言葉を見つけたので紹介したいと思う。
「家にいるだけで、世界は救える」
良い言葉ですよね。
世界、救いたくなりませんか。
僕は世界を救いたいので、今日も明日も家にいようと思う。
あなたも一緒に世界を救いませんか。





