TOEIC900点を取得する為の勉強法とオススメの参考書



☑️この記事がオススメな人
・TOEICのスコアアップを目指す方
・英語の勉強法を知りたい方
☑️この記事の信憑性
・TOEIC500点から400点UPを達成した
実際の勉強法です。
☑️この記事を読んだら分かること
・TOEICの効率の良い勉強法
・良質な英語の参考書や問題集
どうもこんにちは。タイ駐在員のたくぼく(@takuboku1018)です。
今日は、TOEIC900点を取得した経験とオススメの勉強法についてご紹介します。
英語を勉強する人の多くは、TOEICを目標の一つにしている人も多いですよね。世間一般には700点以上が高得点とされ、800点レベルで海外駐在、900点レベルでネイティブレベルとも言われています。
英語力の指標として広く強く認知されているTOEIC。取得すればその恩恵はとても大きいです。正しい勉強法を知り、高得点を獲得しましょう。
TOEIC400点UPの軌跡(500→900)
この記事の信憑性の担保として僕のスコア推移をお見せします。
TOEICを受験したのは計6回(IPテスト含む)です。
僕のスコア推移です。
←大学1年生
第2回受験・・・780点(L:425,R:355)
←就職活動時
第3回受験・・・825点(L:430,R:395)
←内定式時
第4回受験・・・840点(L:450,R:390)
←新卒入社時
第5回受験・・・890点(L:445,R:445)
←入社1年目
第6回受験・・・900点(L:450,R:450)
←入社1年目















初めて受験したのは大学1年生の頃。500点でした。(当時のデータが残っておらず、、すいません)大学受験のセンター英語では138/200点、リスニング32/50点。正直英語はあまり得意ではなく、そこまで誇れる点数ではありませんでした。その後、独学でTOEIC900点取得を目標に勉強し、400点UPを実現しました。
TOEIC900点の難易度
TOEIC900点とは、一般にTOEIC受験者の上位3%と言われています。偏差値でいえば68〜70程度。これだけ聞くと、高く感じますね。
でも、実際にはそんなに難しくないよ、というお話です。
TOEIC900点は独学可能か
TOEIC900点は難しい。難しいけれど、絶対に取れないことはない。
TOEIC900点は独学可能です。実際にTOEIC900点を取得した人は本当にネイティブレベルかというと、決してそうではありません。英語を話せない、洋画や洋学を理解することができない、という人はたくさんいます。
ではどういう人が取得できるのか、私は下記のような人だと考えています。
①本当にネイティブレベルの人
②努力を継続できる人
③試験対策をみっちり行った人
本記事は②や③読者向けに記載しています。天才ではないあなたに読んでもらいたい。
TOEIC900点の取得を勧める理由
TOEIC900点の破壊力は絶大です。
あなたがもし天才ではないのなら、僕はあなたにTOEIC900点の取得を勧めたい。
なぜなら、TOEIC900点というスコアは全資格試験の中でも圧倒的なコスパを誇る試験であり、あなたの履歴書を飾る圧倒的な武器になるからです。
前述したようにTOEIC900点は英語が話せない人でも取得が可能です。満点に近い正答率が必要かというとそうでもなく、最後まで問題を解き切る必要があるかというと、そうでもありません。
僕は毎回Readingの時間が足りず、10問くらいは鉛筆転がしです。
「TOEIC900点が実はそれほどすごくない」ということを知っているのは、TOEIC900点を取得したことがある人だけなのです。
TOEIC900点の正答率
TOEIC900点と聞くと正答率9割以上というイメージがありますが、実際にはそこまで高くありません。



これは私がTOEIC900点を取得した際のスコアレポートです。
Reading、Listening共に450点ですが、Readingの平均正答率は88%、Listeningの平均正答率は87%となっています。大問によっては79%や80%の問題もあったりするんですよね。
これからTOEICの学習を始めるあなたにぜひ覚えておいてもらいたいのは、TOEICは相対評価だということです。
難易度が高ければ高いほど正答率が悪くても高得点を取りやすく、難易度が低ければ低いほど正答率が高くても高得点を取りにくくできています。
過去のTOEIC試験と今回のTOEIC試験の点数を横並びで比較できるよう、点数の微調整が入っているのです。数カ所間違えてもTOEIC990点(満点)を取得している人は数多くいます。
TOEIC900点の解答スピード目安
TOEIC900点を取得する為には十分な英語力に加え、解答スピードが必要になります。下記が目安かな、と思いますので、700点以上を取得できるようになったら、時間も意識して対策を進めていきましょう。
② 13:45-13:56 Reading (Part5 101-130)
*1問あたり15秒
③ 13:56-14:04 Reading (Part6 131-146)
*1問あたり30秒
④ 14:05-14:30 Reading (Part7 147-171)
*1問あたり1分
⑤ 14:31-15:00 Reading (Part8 172-200)
*1問あたり1分
TOEIC900点を取得する為のレベル毎学習法
〔LEVEL1〕TOEIC500点未満
この段階は英単語の習得、英文法の増強が必要です。
MARCH・関関同立・国立大学程度の学力があればすぐに到達が可能だと思います。まずは単語から始めましょう。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
あまりに有名な単語帳ですが、控えめに言って神です。この単語帳でTOEICに頻出の単語はだいたいカバーできます。TOEICはビジネス英語力を測る試験ですので、単語もビジネス単語を覚える必要があります。単語に自信がないなら、持っておきたい1冊ですね。逆に単語帳はいくつも必要ないので、他に持っている人はそれでOK、持ってなければこれがオススメ、という感じです。
一億人の英文法
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
TOEIC用、というわけではないですが、英文法の学習用参考書として持っておきたい1冊ですね。
これから学習を初めていく中でわからない点があれば、これに立ち戻って調べるという使い方もできます。
「TOEIC用じゃないなら遠回りじゃないか」という意見も聞こえてきそうですが、結果的にはこれが1番近道です。地盤の緩い場所にビルを建ててもすぐに崩れてしまいます。
ちなみにこの本は東進ブックスから出ていますが、東進は高校生の頃に通っており、大学生の頃にアルバイトをしていました。大好きな予備校です。
〔LEVEL2〕TOEIC500〜700点
TOEIC500点以上を取得している方は、ある程度の英語の基盤は身についています。500点を取れていれば、700点の道のりはそう遠くありません。
この段階では、英文法、Listeningを強化してください。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
この文法書は僕の愛読書です。
文法対策用の問題集はこの1冊で十分だと思います。
この問題集の良い点は「①問題が試験形式②問題数が多い③解説が分かりやすい」点です。本当によくできた問題集だと思います
。TOEIC900点を取得した今でも現役で使用しています。英文法の参考書「一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)
TOEICではReadingよりもListeningの方がスコアをあげやすいと言われています。僕のスコア推移もまさにそんな感じですね。
Listeningが上がりやすい1番の理由はReadingよりも専門的な内容が少ないこと、難解な表現がReadingに比べて少ないことです。文章もReadingの設問に比べれば決して長くなく、対策をすればすぐに300点台後半〜400点を狙うことができます。
Listeningの1番の対策は英語耳に慣れることです。まずは①45分間のListeningに集中できる体力を身に付けること、②英語を聞くという体験を多く経験することが大切です。
そこでオススメなのがこの参考書ですね。問題数が多く、設問も良問揃いです。TOEIC試験のListeningの実に5回分の問題が集約されているので、英語を聞く練習にはピッタリです。
まずは慣れること。英語を聞く時間を毎日確保し、英語耳を作っていきましょう。
〔LEVEL3〕TOEIC700点〜800点
700点を取得できれば、あとは問題形式に慣れる練習をひたすら繰り返します。
この段階では下記のテキスト演習を繰り返しましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
TOEICの開発・制作元であるETSが出版している公式問題集です。どの資格試験といえど、一番の問題集は過去問です。
実際に出題された問題はどんな精密な予想問題集より最高の学習教材です。TOEICは過去問が出回っていませんので、公式問題集で本番形式の演習を行いましょう。
予想問題集に手を出すのではなく、優先すべきは圧倒的にこちらです。開発者の細かなクセや問題傾向にリアルに慣れることができます。必ず2〜3回解いてください。
問題を見飽きるまで、暗唱するまで自分のものにする練習をしてください。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4
現時点公式問題集は5冊出版されています。できれば全て購入したいです。
僕は当時出版されている最新版から最古の公式問題集を全て揃え、全て3回以上問題演習を繰り返しました。とても根気がいりますが、それだけやったら確実に800点は到達できると思います。
この段階では問題を見るたびにわからない単語、文法が出てきた際は、「その場で覚える」ということを意識しましょう。僕の場合は、間違えた問題・わからなかった問題は1冊のノートにまとめていました。
Listeningについては、700点を達成したら、「1.2倍速で聴く」を徹底してください。最初のうちはついていけませんが、繰り返していれば慣れてきます。下記の3STEPを意識しましょう。
STEP1:トランスクリプトを見ながら1.2倍速で聴く。 STEP2:何も見ないで1.2倍速で聞く。 STEP3:シャドーイング(聞こえた音声を繰り返す)をする。
この3STEPで嫌でも英文が耳に残るようになります。嫌になるまで繰り返してください。そして1日後、3日後、1週間後と時間を置いて再度挑戦する。
この繰り返しでListeningは450点まで到達することができました。
〔LEVEL4〕800点〜900点
500点から800点に到達するのと800点から900点に到達するのとでは、後者の方が難しいです。
正直、「900点を取得していなければ〇〇できない」なんてことがない限り、800点を取得できていればそこでTOEICの勉強は終了していいのでは、と思います。
TOEICの為の勉強は英語の勉強とは少し違う点があるからです。英語を習得したいのであれば、一刻も早くTOEICの勉強は切り上げるべきだ、と思います。
ただやはりTOEIC900点は魅力的ですよね。どうしても取りたいあなたは、下記の問題演習を繰り返しましょう。
TOEIC テスト 公式問題集
TOEIC L & R テスト 至高の模試600問
[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
僕が見てきた限り、予想問題集の中で最優良問題集だと思います。
この段階では「初めて見る単語はゼロ」「文法は迷いなく正解を選択できる(消去法でなく)」「Listeningは答えを見ただけで問題の想像がつく」このレベルまで到達する必要があります。
もう一つ大切なのは毎月TOEICを受験すること。あなたが天才でない限り、TOEIC900点取得には運も重要な要素の一つです。自分にとって相性のいい試験問題を引き当てることができれば、TOEIC900点も近づくかもしれませんね。
おすすめオンライン教材
最近はオンラインでも良質なTOEICの学習を享受することができます。価格面も安くコストパフォーマンスも良いので、もし良ければチェックしてみてくださいね。
トライズ
TOEICの点数UPだけに徹底コミットしたオンライントレーニングです。
専属講師とコンサルタントがつき、徹底サポートしてくれます。最大2ヶ月で200点UPをうたっていますが、実際に評判も良く、テストやチェック問題等教材も豊富です。
スタディサプリEnglish
「人気殺到中の神プログラム」「2ヶ月で200点アップ」なんて怪しい謳い文句をうたっていますが、あのスタディサプリというだけあって信頼度は高いです。
オンラインパーソナルコーチもついて継続率93%ということなので、満足度も高いですね。「7日間無料お試し体験」「最大2万円キャッシュバック」もやっているので、まずは体験から始めてみてはいかがでしょうか。
e-test(オンラインTOEIC模試)
いつでもどこでもスマホでオンライン模試を受けることができます。ちょっとした隙間時間に気軽にレベルチェックができるのは、紙媒体にはない魅力ですね。
ランキング掲載もあり、モチベーションを掻き立ててくれます。定期的な自分の実力値の把握は必要不可欠ですので、こちらも是非オススメしたいサービスです。
最後に
TOEIC900点は努力次第で独学が可能です。是非自分にあった参考書・問題集を見つけて目標点の獲得を目指して頑張ってください。
TOEICは英語の試験であると同時に努力を評価する試験でもあると思います。英語の天才ではないけれど、努力の天才にはなりたいですよね。
あなたの夢の実現を応援しています。頑張ってください。
まとめ
☑️単語帳は「金のフレーズ」
文法書は「1億人の英文法」
文法問題は「でる1000問」
リスニングは「新形式精選模試」
問題演習は「公式問題集」
☑️オンライン教材も有効活用しよう。
▶︎英会話を学習したい人はこちら
ー独学で学ぶ英会話フレーズ集
▶︎英文法を学習したい人はこちら
ー独学で学ぶ英文法の解説ラボ
▶︎英語の勉強法を知りたい人はこちら
ーオススメの勉強法