【中田敦彦『YouTube大学』の間違い炎上に学ぶ】これからの時代を生きる為に必要な4つのこと



【中田敦彦『YouTube大学』の間違い炎上に学ぶ】これからの時代を生きる為に必要な4つのこと

■□『コラム第10回目』■□

▶︎この記事の執筆者:たくぼく(@takuboku1018



前回はオーストラリアが燃えている記事を書きましたが、今回はインターネットが燃えています。




先日にこんなツイートをしました。

 



本記事では、インターネット炎上の原因となった中田敦彦のYoutube大学での間違いが指摘されている件とそこから学ぶべき4つのことについて迫ります。


中田敦彦の人気YouTubeチャンネル「間違いが多すぎる」と話題に


オリエンタルラジオの中田敦彦が運営する教育系Youtubeチャンネル『YouTube大学』にて、同中田氏がフェイク・デマ・間違いを流していたとして、2020年1月にヤフートップニュースに掲載され、非難を集めています。

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第二次世界大戦について解説する動画の内、「ドイツがイギリスを攻撃する際にロシアを誘ったこと」「独ソ戦はロシアの怪しい動きを察知したことがきっかけ」と言及した内容が、事実と異なるとされ、有識者によって毎違いを指摘されています。

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中田氏の解説によれば、イギリス攻撃に誘ったロシア(ソ連)が怪しい動きをしたので、ドイツがロシアを攻めた。これが独ソ戦の開戦経緯と説明しています。ソ連が怪しい動きをしたのでドイツが攻めたと解釈できる言説は、大変に問題があるものです。なぜかと言えば、これは古典的なフェイクだからです。

2019年に注目された新書、大木毅『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)でも、この言説に触れられています。それによれば「ドイツのソ連侵攻は、スターリンの先制攻撃に対する予防戦争だった」とする説について、「パウル・カレルをはじめとする歴史修正主義者たちのテーゼ」としており、その主張が軍事的に成り立たないことを証明したアメリカの研究を紹介しています。パウル・カレルはナチス政権で外務省報道局長だったパウル・シュミットの筆名で、ナチス関係者に都合の良い、史実を曲げた説を流しており、今風に言うならフェイクと言うべき説です。

引用:Yahoo!ニュース




「責任持った発信が大事」炎上の起爆剤

さらに中田氏は、過去に幾度となく「ネットにおける発信内容には責任を持つことが大事である」と発言しており、特に今回のニュースでは、NHKの『クローズアップ現代+』での発言内容が自身の行動に伴っていないとして、多数の非難の声が殺到しました。

僕はね、”つぶやき”って言葉は本当によくないと思うんですよ。これ勝手につぶやいてただけですからって言うんですけど、それはみんなが見えるところに発信されているし、それは誰かを傷つけ得る、そう言うものだから。(中略)これは”つぶやき”ではなく、公式のネットへの全世界への発信だよって言うことをもう1回ちゃんといい直さなければいけないのかなーと。

出典:NHK クローズアップ現代+公式アカウント

ネットはものすごく、例えば今デジタルタトゥーというように、一回言質を取られたら、一回写真を抑えられたら、もう後戻りはできないくらいに拡散されてしまうリスクを孕んでいるので、そこをもう一回社会全体に浸透させることで、ネットの場所って非常に責任を伴う怖い場所でもあるよと、みんなで認識しあっていくことが優先されるべきかなと思いますね。

出典:NHK クローズアップ現代+公式アカウント

((つぶやきに変わる言葉に名前をつけるとしたら、)”発信”ですね。”発信”してるよね。”発信”しましたよね。っていう。)責任を持って発信することが大事かなーと。

出典:NHK クローズアップ現代+公式アカウント

中田氏はこのように、インターネット上に情報を取り上げること、さらにちょっとした自分の考えを”つぶやく”(Twitterではコメントを投稿することを「つぶやく」と読んでいる)際にすら、”発信”していることの自覚が大切であるとし、画面の奥に存在する人間を意識することの大切さを説いてきました。


中田敦彦とは【出身大学高校と経歴】

そもそも中田敦彦とはどんな人物なのでしょうか。

簡単に中田氏の経歴をまとめてみました。

🔘1982年 大阪府出身

🔘1998年 東京学芸大学教育学部付属高校
     入学

🔘2001年 慶應義塾大学経済学部入学

🔘2003年 藤森慎吾とお笑いコンビ
     「オリエンタルラジオ」結成
      翌年に吉本総合芸能学校(NSC)
      東京校に入学

🔘2014年 相方のSHINGOと弟のFISHBOY
      と共にダンス&ボーカルグループ
     「RADIO・FISH」結成

🔘2019年 青山学院大学経営学部
      の客員講師に就任
      教育系YouTuberとして
     『YouTube大学』の配信開始

中田敦彦氏は、お笑い芸人、音楽ユニットなど、数々の経歴を経て、現在は大学の講師を務めています。


登録者数100万人を超える『YouTube大学』


『YouTube大学』とは、中田敦彦が運営する教育系YouTubeチャンネルです。


2019年に配信を始めて以来、チャンネル登録者数は100万人を超えています。
(現在はチャンネル登録者数非公開)

チャンネルの内容は、勉強ネタが中心です。

歴史から文学に至るまで、様々な知識や教養を、わかりやすく視聴者に届けるといったもので、チャンネル登録者数からも、YouTube大学の人気の高さがわかります。


中田敦彦に学ぶこれからの時代を生きる為に必要な4つのこと

我々は、中田敦彦の彼の生き様から本当に多くのことを学ばされます。

話を持ち出せばキリがありませんが、今回は重点的な4つのポイントに絞って解説していきます。



①時代に合わせて生きる道を変えること

一つ目は、「時代に合わせて生きる道を変えることの大切さ」です。

上記の経歴の通り、中田敦彦はこれまでに少なくとも5回の大ブレークを果たしています。

第1ブレイク:オリエンタルラジオ(武勇伝)

「武勇伝武勇伝」と言うリズミカルなテンポで2004年のM-1グランプリで準決勝に進出。その後、「エンタの神様」で大ブレイク。

第2ブレイク:インテリ芸人

クイズ番組やバラエティー番組で慶応卒のインテリ芸人として大ブレイク。

第3ブレイク:ラッスンゴレライ

8.6秒バズーカーのリズムネタに便乗し、大ブレイク。

第4ブレイク:PERFECT HUMAN

音楽ユニット『RADIO FISH』を結成。『PERFECT HUMAN』で紅白歌合戦に出場し、大ブレイク。

大5ブレイク:YouTube大学

教育系YouTuberとして『YouTube大学』で登録者100万人を突破し、大ブレイク。

オリエンタルラジオで一気に知名度を挙げた中田氏。

わずか3年で冠番組を持つも、1年で全てゼロにした経験を持ちます。



一時期は「リズムネタんてお笑いじゃない」「所詮一発屋だ」と揶揄されましたが、やがてインテリキャラや音楽ユニットなど、お笑いとは別の方面で再ブレイクを何度も果たしてきました。

今では、自身の著書も複数本出しており、時代の変化に合わせて、世の中の需要に合わせて、自分の魅せ方を変えることで、幾度となく這い上がってきたのが中田敦彦です。


勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書


僕たちはどう伝えるか (単行本)


労働2.0 やりたいことして、食べていく


ただ向こう岸を目指すだけでなく、どの船でいけばより早くたどり着けるのか、努力とマネジメントの才に秀でた人物であることがわかります。


②やりたいことを諦めない貪欲さ


「音楽をやりたい。」

当時、歌も歌えない、踊りも踊れない、そんな状況で、「リズムネタの先には音楽があるはずだ」と言う信念だけを貫き通し、音楽ユニット『RADIO FISH』を結成したのが、中田敦彦です。

正直、僕は歌が下手です。そして、踊れません。でも僕は(音楽を)続けたいです。(中略)そこで僕は考えました。皆さんは歌える。あなたは歌える。素晴らしい。ありがとう。本当にありがとう。その上で、その上でだ。僕は真ん中にいたい。(中略)だから、僕は考えたんですよ。理由を作るんだと。歌っているときに僕が真ん中にいていい理由を作るんだと。それは何か。僕の歌を歌うんです。(中略)そうです。「ナカタ、ナカタ、ナカタ、ナカタ、ナカタ、ナカタ」その結果、できたのが『PERFECT HUMAN』です。

中田敦彦氏講演会「僕たちはどう伝えるか」in Kichijo-ji 2019年3月10日

中田敦彦には、自分ができないことを認める強さと、それでもやりたいことを諦めない貪欲さがあります。

そして、それを達成する為にどうしたら良いか、考えて実行することができる。

中田氏の数々の成功は、彼のそんなパーソナリティによって実現されてきたのです。


③権威性を有効活用すること

中田敦彦は、現在はYouTubeにて、歴史や文学を紹介する『YouTube大学』を運営しています。

そしてここでは、オリエンタルラジオの中田敦彦でもなく、RADIO FISHの中田敦彦でもなく、慶應大学卒業生の中田敦彦であることを強調し、自身の権威性を最大限に発揮しています。

初期のYouTubeの配信では、「箔を付ける為」として、自身の卒業大学を公開しました。

実力が確かであれ不確かであれ、世の中に広く知れ渡るある一定の評価を示す指標は、自身の権威性を強調するのにちょうど良く、その権威性を中田氏は有効活用しているのです。

自分の存在を多くの人に認知してもらうには、権威性を取得することが効率が良いと言うことを学ばされます。


④強くてニューゲーム「個人の強さを高めること」


これからの時代を生きていく為に最も大切なことは「個」としての価値を高めることです。

中田敦彦は、オリエンタルラジオで人気を集めた分、他の芸人に比べてインテリ芸人としてブレークしやすく、PERFECT HUMANとしてブレークしやすく、YouTuberとしてブレークがしやすかったのです。

もちろん彼の努力の賜物であることは言うまでもありませんが、「中田敦彦」という”一個人”が知れ渡れば知れ渡るほど、次に全く違う方面でチャレンジをしようとした時も、その知名度の分、ファンの人数の分、成功がしやすい環境になっていったのです。

これを私は「強くてニューゲーム」と呼んでいます。


RPGゲームで言えば、一度クリアしたゲームを最初からやり直し、レベルが1に戻るが、手に入れた武器はそのまま引き継げるような状態。

「個」としての強さを高めた人のことを世間では「インフルエンサー」と呼称することもありますが、これからは「個」としての強さを高めた人が時代の流れに沿って自身のレベルアップをしやすくなる、そんな時代になっていくんだ、すでにそう言う時代に突入しているんだ、と言うことを中田氏のブレイクの歴史を通して学ぶことができます。



非難する愚か者と賞賛する賢者


今回のYouTube大学で配信した動画の内容が、一部事実と間違っているということについて、様々な賛否両論が集まりました。

ここではあえて、非難する人を「愚か者」賞賛・擁護する人を「賢者」と呼ばせてください。


愚か者は非難する


YouTubeという誰もが無料で情報にアクセスできる場において、情報を享受する選択は最終的には、視聴者にあります。

視聴者は全ての情報が必ずしも正しいとは限らないことを認識した上で、情報を取り込むべきです。

非難すべき対象は情報の発信者ではなく、その情報を鵜呑みにしてしまった自分自身ではないでしょうか。

意図的な嘘ならまだしも、人は必ずどこかで間違いを犯してしまう生き物です。

一人の人間が挙げている動画に全ての正確性を求めるのはお門違いであるし、「失ったもの」ばかりに目を向けて「得られたもの」を忘れてしまうような人は、愚か者だと私は思います。

言葉は時に刃物よりも怖い武器になります。

闇雲に人を非難するよりも、賞賛できる人になりたいですね。


賢者は賞賛する


賢者は賞賛します。

なんでもいいんです。

中田敦彦が定期的にYouTubeを更新しているのがすごい。

話の組み立てがわかりやすい。

誰かの過ちに目を向けるより、その人の優れている部分に焦点を当てて、それを自分自身に取り込んでいく。

本当の賢者は、短い人生の中で人を非難するのに費やす時間なんてないんだ、ということを知っています。

中田敦彦も過去にこんなことを言っています。

一番大事なのは時間なんです。意に反する仕事に長く時間を費やしてしまう人生が、勿体無いと思ってしまうんです。

あなたは意に反する他人への批判に時間を使ってしまってはいませんか。

今回の炎上騒動を受けて、中田氏の経歴や過去のブレークの数々を本記事に掲載していますが、これをきっかけに中田敦彦の良い点を自分自身にインプットできる人が増えればいいな、と思っています。


人を非難する人生を生きるのはもうやめにしませんか

ここからは言葉を選ばずに書きます。

なんというのかなあ、本当に勿体無いなあと思います。

Twitterで誰かの投稿に非難ばかりする人、YouTubeの投稿に批判を浴びせる人たちを時たま見かけますが、一体何が楽しいのだろうか、と思ってしまいます。

ましてや今回問題となっている動画は歴史の解説動画ですよ。

歴史なんて過去何度も間違った「事実」が世界中に出回ってきた。

教科書だって何度も訂正を繰り返してきたんです。


今、この中田敦彦の動画が間違いだと指摘し、正しい事実はこれだ、と示しているその事実ですら、もしかしたら正しい事実ではないかもしれない。


あなたは果たしてどれほどの検証を重ねて、どれだけの自信を持って、それが事実だと言えますか。

歴史なんて何が正しいのか揺らぎやすいものです。

誰も生きていない世界のことを、誰かが決めた都合の良い過去で歪められていないか。

そしてそれを鵜呑みにしてしまって、他の誰かを傷つけてしまってはいないか。

私たちは誰かを非難する前に今一度自問自答する必要があることに気づくべきなのです。



2020年 私たちはどう生きるか

2020年。

中田氏の『YouTube大学』でも解説動画の配信がありましたが、いよいよ5Gの時代が到来します。

動画をダウンロードするスピードが格段に早まることにより、これまで以上に動画が人々の生活に寄り添った、身近になるものになるはずです。

いくつもの情報が飛び交う中で、どんな情報を取り込んでいくのか、発信する側も享受する側も、適切なネットリテラシーを持った人間になりたいですね。


最後に:中田敦彦格言集

最後に、敬愛する中田敦彦さんの格言をまとめて終わりたいと思います。

私は「良い人生とは良い言葉に多く出会える人生だ」と考えています。

あなたにとって本記事が、良い言葉に出会える、そんなきっかけになりますように。

「人は何にでもなれる」というのを証明したいんです。

中田敦彦

いいなと思ったら「俺にもできないか?」を常に考えるようにしているんです。

中田敦彦

しくじらないで生きていける人間なんているか

中田敦彦

自分が今いる環境でOKならOKだし、満足していないのであれば、その環境を変えるほうがいい。

中田敦彦

失敗が「怖くはないんですか?って言われるんですけど、怖くはないんですよ。なぜなら一発で目標にたどり着けないことだけはわかってるので。でも、色々試行錯誤していけば、必ずたどり着けるんです。

中田敦彦

一歩を踏み出せない人はオレの姿を見てろ。

中田敦彦



まとめ


☑️これからの時代を生きる為に
  必要な4つのこと

 1.時代に合わせて生きる道を変えること
 2.やりたいことを諦めない貪欲さ
 3.権威性を有効活用すること
 4.強くてニューゲーム
  「個人の強さを高めること」



※本記事は間違いを正当化するものではありません。また、本記事は意図しない間違いを含んでいる可能性があります。お気付きの点がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。


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ABOUTこの記事をかいた人

名前:たくぼく 1995年生まれ。バンコク在住。TOPIX Core30に勤務。インドネシア、タイに在住経験。海外渡航17カ国。ヒッチハイク6,455km(91台)。TOEIC900を取得した英語の勉強法と国内外の旅情報を発信します。 【趣味】旅行/カメラ/邦ロック 【特技】MAHOUT(ラオス象使い)/タイ古式マッサージ 【座右の銘】雲は天才である -石川啄木-