【もっと早く気づきたかった】新入社員に伝えたい英語力より大切な7つのこと[社会人編]
☑️この記事がオススメな人
・新入社員・若手社員
・出世願望や向上心がある社会人
☑️この記事の信憑性
・TOPIX Core30に勤める海外駐在員が
英語力や専門性より大切にしていること。
☑️この記事を読んだら分かること
・若手社員が意識すべき7つのこと
どうもこんにちは。コラム第7回目。20代大手企業社員のたくぼく(@takuboku1018)です。
今日は僕が『社会人として大切にしていること』を紹介する。下に述べる多くのことは、自分自身もできていないことが多いが、僕が新卒3年目で海外駐在を経験できたのは、少なからず今から紹介する7つのことを意識していたからだと思う。
英語の勉強法を別記事で紹介しているが、それよりも大切にしてほしい7つの意識を、若手社員の君に贈る。
①反対意見を持つ



正しい意思決定をするには、意見の対立が必要だ。反対意見はアイデアに広がりを持たせ、想像力を引き出す。(ドラッカー)
何かをする時には必ず自分の意見を持つことを心がける。
質問された時に、それについて別の意見を主張された時には、それに対する自分の意見を返せるようにする。すなわちそれは、反対意見を表明するということに体現できる。
生きていく中で、人間と共存していく中で、うまく生きる1番の方法は「まずは相手の意見を肯定することから入る」ということを人生の教訓とすべきだが、組織においてだけは、意識的にこれを守らないようにするべきである。
まず否定から入る。
まず反対意見を持つ。
常識を疑う。
それは即ち議論の機会を設けることにつながる。
反対意見のない意見など100%間違っていると意識しよう。反対意見の上に立つ意見こそ組織が求めるべき意見である。
但し、反対するものを間違えてはいけない。あくまで相手の意見に反対し、相手の人格を否定することだけは絶対にないようにしたい。
②相手の期待値を確認する



組織に属する場面においては、何かしらあなたに求められる役割がある。あなたはこれを認識せねばならない。そしてそれは行動を掘り下げて認識されるべきである。
例えば上司から「〇〇をやってほしい」と依頼をされたとしよう。君はこう答えるべきだ。
「わかりました。〇〇の目的で〇〇日までに〇〇をします」
こう答える1番のメリットは自分の理解と相手の理解がマッチしているかどうかを確認できることである。
もし上司の依頼があなたの理解と一致していなければ、きっと上司から「違うよ、それではなくてこれをやってほしいんだ」と訂正されるはずである。
もしこの確認を怠って2〜3日後に「〇〇をしました」と持っていった際、上司の期待と違う報告をしてしまえば、君は自分の時間と上司の信頼を同時に失うことになる。
上司だって完璧な人間じゃない。依頼の仕方だって苦手な人もいる。指示を受けたらまず相手の期待することを確認すること。
これは君の為にもぜひ心がけてほしい。
③聞かれる前に状況報告



「そういえば〇〇の件、どうなった?」と聞かれることがなくなって初めて人は一人前になれる。
他の人からフォローを受けた時点で、その案件は自分の舵になく、他人に舵を握られていることに気づくべきだ。
しつこいくらいでいいから、「この前のあの件ですが〜」と進捗報告を心がけよう。
進捗していなければ、進捗していないその事実を報告すれば良い。きっと誰かにフォローを受ける仕事は楽しくないと思う。
あなたが組織における下っ端であるなら、上司に報告するということは、しつこいくらいに意識しよう。 案外しつこいとは思われず、頑張っているな、と評価されるものである。
④期限は余裕をみて決める



「この案件、いつまでにできますか?」と聞かれることがあれば、余裕を見て期限を提案しよう。
余裕を見て設定された期限はあなたの心の余裕とチェックの時間に利用できる。まあ多くの場合、「それでは遅い」と言われてしまうかもしれないが、余裕を見た期限提案は下記の意味で有効である。
例えば、あなたはある作業を5日で達成できるとしよう。期限を一度8日で提案をしてみる。遅いと言われたら6日でどうか、と再提案をする。
そうすると大抵の場合、再提案は受理される。人の心理的描写には、一度断った後に再度断るのは申し訳ない、というものがある。
また、8日から6日に短縮したのであれば、頑張ってくれたんだな、と相手の譲歩の気持ちも生まれるだろう。こうすることであなたは、1日分のチェックの時間と心の余裕を得ることができる。
チェックが早く終わって5日目に提出できるようなことがあれば、締め切り前に仕事を終えたということで感謝すらされるだろう。5日で約束した5日目と、6日で約束した5日目は、同じ5日でも後者の方が評価される。
期限には余裕を見ること。自分を守る為に覚えておいてほしい。
⑤完璧を求めるな



一人で完璧を求めるな。
会社で働くいちばんのメリットは誰かに相談できることだといことを知ってほしい。あなたは一人で仕事をしていない。誰一人完璧な人間などいないのだから、悩むことがあれば、すぐに誰かに相談をするという習慣をつけてほしい。
もしあなたが相談できる環境にないならそんな組織は今すぐ辞めるべきだ。
議論とは大抵の場合、正しいことを決めるのではなく、より正しそうなことを決める為にある。
何人集まったところで正解など分からないのだから、一人で完璧を求めないでほしい。あなたはあなた自身が完璧でないことを知るべきだ。
⑥断ること



できないことは断ることで自分を守る。後ろ向きに聞こえるかもしれないが、断る勇気も大切である。大抵の場合、本当に大切なことなどそんなに多くない。
「なぜそれをやらなければいけないのか」「他の手段で代替できないか」「やり方を変更したらどうか」オズボーンのチェックリストによって考えてみてほしい。
ただし断る時には断り方には注意してほしい。「なぜできないのか」を正しく相手に伝えなければ、反感を買うだけである。
⑦課長より部長と話せ



あなたが若手社員なら、できるだけ上の役職の人と会話をしよう。あなたがもし嫌いでなければ、仕事以外にも、飲み会やゴルフなど積極的に参加してみるといい。
職位が高ければ高い人ほど、若い年次の社員と交流する機会が少ないものだ。そんなところへあなたが何か話を持ちかけるようになれば、それはもう珍しいことで印象に残る。
そんなに難しく考えなくていい。たいていの場合、やっている仕事の内容や思っていることを共有するだけで、その是否に関わらず、「お、頑張っているな」と評価してもらえるはずだ。間違ったことを言った所で、若いというだけで可愛がってもらえるのは「若さ」の特権である。
そしてその頑張りの姿は、案外直属の上長まで降りていくものだ。直属の上長も自分の教育が褒められたようで嬉しいだろう。
課長より部長、部長より幹部と話そう。これは最も簡単に直属の上長の評価を得られる、とっておきの秘訣だ。
まとめ
☑️相手の期待値を確認する
☑️聞かれる前に状況報告
☑️期限は余裕を見て決める
☑️完璧を求めるな
☑️断ること
☑️課長より部長と話せ
◇◆◇ちなみに・・◇◆◇
英語力より大切な7つの意識を紹介しましたが、専門性という意味で英語の勉強も常々しておいたほうがベターです。下記に英語のお助け情報をまとめておりますので、合わせてご活用ください。
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