君は問題意識がない



君は問題意識がない

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☑️この記事がオススメな人
 ・問題発見能力を養いたい方
 ・壁にぶち当たって何かに悩んでいる方

☑️この記事を読んだら分かること
 ・問題の「発見」「仮説」「分析」「解決」
  それぞれの際のコツとヒントを徹底解説。

 

どうもこんにちは。コラム第3回目、少しメンタルがやられています、たくぼく(@takuboku1018)です。

午前中に上司から「お前には問題意識が感じられない」と言われて以来、午後はもうずっと仕事が手につかなかった。

きっと何気なく発された言葉に、たまにどうしようもなくダメージを受ける。10年前から重ねたのは成長しない毎日ばかりで、変わったのは視力が悪くなったことと人間の汚さを知ったことぐらいだ。

問題意識を持つことの1番のスタートは問題を見つけることだ。そして次に、その問題が生じている仮説を立てること。最後には答えを出さねばならない。それがとても難しい。


問題の発見

本質的な問題か

問題を発見する時に最も注意をすべきは、その問題が「本質的」かどうかである。

エレベーターが売れない理由を考える時に、動作スピードを早める研究をしたところで、ビルのない国で売っていれば意味がない。この場合の本質的な問題は、エレベーターの性能の不満足にはなく、市場の選定にある。


そういえば僕は大学生の頃、塾講師のアルバイトをしていた。当時、僕の塾では「退塾者が多い」という課題を抱えていた。授業のクオリティに問題があるのか、自習室の開放時間の短さに問題があるのか考えていた頃、保護者との面談で「授業料が高い」という声を聞いて雷に打たれたのを覚えている。外から聞けば一見よくある問題も、中にいては案外見つけづらかったりする。


サービスの受益者と対価の支払い者が異なる塾講師や学校のような業界は、問題の発見が難しい。結局、退塾者が多いのは、生徒の不満足ではなく保護者の不満足に起因しているもので、この場合の問題解決はアルバイトの僕にはどうしようもできない。塾長に問題をあげることが1番の問題の解決策であった。




本質的な問題を見つけることができないと問題の解決には繋がらない。




良い問題か

問題が見つかった時、それが本質的な問題かどうかは得てしてすぐにはわからないものである。しかし、「良い問題」が何かを考えることはできる。

「良い問題」の条件は大きく2つである。

①仮説を立てることができる
②答えを出すことができる。




問題の仮説

問題に対する答えの仮説は複数のアプローチから推定することが望ましい。

例えば、エレベーターが売れない理由には、
 ・動作が遅いことにあるのか
 ・価格が高いことにあるのか
 ・市場規模の縮小にあるのか
 ・ユーザーのニーズ変化にあるのか
などの可能性を検討したい。

とはいえ、複数のアプローチから推定すると言っても簡単にできるものではない。ここではちょっとしたテクニックを2つ紹介する。

(1)フレームワークを意識する

世の中にありふれたフレームワークを問題に落とし込んでみる。

【フレームワークの例】
 ①ビジネスシステム
  (研究開発→設計→調達→製造→販売)
 ②3C(顧客・競合・自社)
 ③7S(価値観・スタイル・人材・スキル)
     (戦略・組織構造・システム)


(2)「比較」「構成」「変化」を捉える

何かと比べてみたり、母集団における構成を調べてみたり、変化を捉えてみたりすることは仮説を立てる際の手助けになる。

【比較・構成・変化の例】
 ①他機種や他会社との売上比較
 ②全機種における機種ごとの売上構成比率
 ③機種単位の時間軸で見た売上推移の変化

さらに、「変化」×「構成」など、それぞれの要素をクロスさせることで新たな発見に気づくこともできる。できれば棒グラフや、折れ線グラフなどで可視化するとイメージもつきやすいだろう。データに差が生じていたり、変化があったり、何かしらのパターンを見つけることができれば、収穫である。

ちなみに、「エレベーターが売れない」の定義によっても分析手法は異なってくる為、問題の仮説を立てる際にきちんと決めておきたいポイントの一つである。

【自社製品の掃除機と比較する場合】
 Q.エレベーターが売れない理由は?
 ・市場規模が掃除機に比べて小さい
 ・市場シェアが掃除機に比べて低い
 ・ユーザー数が掃除機に比べて低い
 ・製造数が掃除機より少ない   etc...
【他社製品と比較する場合】
 Q.エレベーターが売れない理由は?
 ・製品性能が他社に比べて低い
 ・市場シェアが他社に比べて低い 
 ・広告宣伝が他社に比べて弱い etc...




問題の分析

問題を分析する際には、それらを構造化してみることが大切だ。

エレベーターの売上
 =単価×販売台数
 =市場規模×市場シェア
 =ユーザー数×1人あたり購入額    

といった具合である。これらを書き出すことができれば、それぞれの視点から分析をすることができる。


問題の解決

問題を解決する際は、解決に至るまでのストーリーを明確に分かりやすく伝えなければならない。

(1)なぜ解決できるか
  エレベーターの売上10%増を達成する為
  には〇〇が必要である
  ➡️なぜ〇〇が必要なのか
  ➡️なぜ〇〇を当社が達成できるのか
(2)どう解決するか
  エレベーターの売上低迷は××が原因だ
  ➡️××を解決する為に△△を見極めるべき
  ➡️□□しよう!

問題を解決する糸口を発見した際は、そのイメージを他者(協力者)に持ってもらうことが大切である。多くの優良なアイデアも、この段階をクリアできなければ、アイデアがないのと同じである。


イシューからはじめよ

これまで100冊以上の本を読んできたが、問題意識を育む上で、これ以上に最良な本にはまだ出会ったことがない。分かりやすく丁寧に解説してくれ、サラリーマンのあなたにもフリーランスのあなたにも、壁にぶつかった全ての体験時に活きるテクニックを学べるのでオススメです。


イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

最後に

上司に「お前には問題意識が感じられない」と言われた時、中学生の国語の授業で学習した夏目漱石の『こころ』のある一節を思い出した。

「精神的に向上心のない者はばかだ」

こうして一人で被るダメージを大きくしてしまう。
僕は生きるのが不器用だ。


自分自身に「そんなに気にするなよ」と言い聞かせながら、この文章に出会った10年前とやっぱり何も変わってないなぁ、なんて少し寂しさを感じた。

まずは問題を見つけるところからかあ、頑張ろっと、、




まとめ

☑️良い問題とは、①仮説を立てることができ、
  ②答えを出すことができるものである。
☑️仮説を立てる際には「フレームワーク」
  や「比較・構成・変化」に着目する。
☑️問題は構造化して分析し、解決のストーリー
  を明確にすることが大切である。

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:たくぼく 1995年生まれ。バンコク在住。TOPIX Core30に勤務。インドネシア、タイに在住経験。海外渡航17カ国。ヒッチハイク6,455km(91台)。TOEIC900を取得した英語の勉強法と国内外の旅情報を発信します。 【趣味】旅行/カメラ/邦ロック 【特技】MAHOUT(ラオス象使い)/タイ古式マッサージ 【座右の銘】雲は天才である -石川啄木-