言いたいことを言うのではなく、伝えたいことを伝えること
■□『コラム第13回目』■□
▶︎この記事の執筆者:たくぼく(@takuboku1018)
【言いたいことを言うのではなく、伝えたいことを伝えること】
・不完全な英語は本当に不完全か
・文法的に間違っているが意味の通じる英文と、文法的に正しいが意味の通じない英文があるとして、優先されるべきは前者である。
▶️相手目線で会話できる人になろう😌https://t.co/0TP4DJ9i5Y
— たくぼく@象使い🇹🇭🐘 (@takuboku1018) February 3, 2020
タイに来て8か月が経とうとしている。
たった8か月だが、されど8か月。
この国に来て学ぶことがいくつもある。
今回は、そのうちの1つについてお話ししたい。
不完全な英語は本当に不完全か



僕はタイには駐在員という立場で来ているから、タイ人と仕事をするときには英語を使っている。
日常会話レベルのタイ語はある程度覚えることができたが、仕事レベルのタイ語はまだまだ未熟だ。
だから、専らタイ人との会話には英語を使う。
そうして思うのは、タイ人の英語は変だ、ということ。
例えば、
・英単語の語尾は必ず上げる。
・3単元を使わない。(He don’t know.など)
・“Like a~”と”for~”を品詞を気にせず多用する。
(文の接続はほぼこれ)
・不可算と可算の使い分けがない。
(”so many beautiful”など)
・”na”を文末に多様する。
(タイ語で「ね!」という意味)
・動詞の原形を使わない。
(「待って」という時に”waiting!”と言うなど)
無茶苦茶である。
ただ、ここで言いたいのは「無茶苦茶だ」ということではなく、「伝えたいことを伝える」ということ。
(もちろん僕の英語だって無茶苦茶だ。)



僕は8か月のタイ生活に慣れ、その中でタイなまりの英語を習得するようになった。
そして意識的に使うようにしている。
間違っていると分かりながら、発音は全て語尾を必ず上げて、”so many busy”などと、平気で言う。
その方が伝わるからだ。
例え正しい英文であっても相手に伝わらないのであれば、間違った英文を使って相手に伝わるほうがよっぽどいい。
言葉は意思疎通の為にある。
言いたいことを言うのではなく、伝えたいことを伝えること。
伝えることと伝わることは違うのだということ。
タイに来て学んだことの一つだ。





